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第2734回 黄色いガード



 どちらかというと物憶えは良い方で、結構、古い事を憶えていて驚かれる事があります。そんな自分の記憶の中で一番怖かった事はと思い返してみるのですが、それほど怖いと思える記憶がない事に気付きます。

 死を意識した事は何度かあり、中でも強烈な台風の風の中、近所の家の屋根が丸ごと剥がれて自分に向って飛んでくるのが見え、そのままの位置にいると危険なので前へ進むか後ろへ下がるかと考えながら前へ進んだところ、回転した屋根の風の受け方が変化し、前進した私を直撃するように進路を変えてしまいました。

 幸運にも近くのマンションの壁に当たって屋根が粉々に砕け、怪我一つする事なく無事にいたのですが、前進して避けるという賭けが外れて直撃を受ける事が判った際、屋根の質量からほぼ即死だろうと思えた事は怖い記憶の部類に入るのではと思えます。

 そんな体験も屋根が剥がれて飛んできたという珍事としての記憶となっていて、恐怖体験として残されていない事に自らの呑気さを意識してしまうのですが、もし、恐怖体験を持っていて、できるだけ思い出さないようにしたいと思うのであれば、お薦めとなる成分があります。

 健康食品の宣伝効果もあり、ウコンの有効成分、クルクミンの名前は広く知られ、どちらかというと「お酒の友」という感じで受け取られていますが、最近になってクルクミンはアルツハイマー病や神経の病変を防ぐ効果などが知られるようになり、研究が進められています。

 そんなクルクミンの新たな効果として恐怖体験などの記憶を脳の中でブロックし、思い出させないようにする働きがあり、その効果は長時間続くという事が判ってきています。

 アルツハイマー病や神経の病変は体内で起こる炎症が原因と考えられ、クルクミンにはそれらの炎症を抑える消炎効果があるとされています。脳には独自の免疫システムがあり、クルクミンの消炎効果が脳細胞に働きかける事で記憶の形成に変化を与える事で恐怖体験を思い出しにくくしていると今回の研究結果は結論付けられており、ウコンは肝臓を守るだけのものではない事が判ります。

 比較的クルクミンは体内での吸収が良くないので、高濃度のクルクミンを摂取する必要がありそうですが、ウコンの一種、ターメリックがたくさん使われたカレーを食べる頻度が高い事も恐怖体験を思い出せない事に貢献しているのかと、改めて考えてしまいます。


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