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最2767回 スリムな訳



 我家の猫、通称「坊ちゃん」の食事には、坊ちゃんが猫草を一切食べない事から、毛玉対策用のフードと雄の猫に多い尿路結石を防ぐためのフードを合せ、それに桜エビとキビナゴのちりめんを混ぜて与えています。

 いろいろと試行錯誤の末に気に入った配合として落ち着いたのですが、混ぜ込む桜エビには市販のほとんどの物に使われている赤色4号などの着色料を含まない物、もしくは紅麹の色素によって着色された物を選ぶようにしています。

 坊ちゃんは家の中を好きなように走り回っているのですが、そうした運動に合せて紅麹の働きもスリムな体型の維持に役立っているのではないかと考えてしまう事があります。

 初めて紅麹の効能を知ったのは、アメリカでサプリメントの素材として注目を集め始めていた頃の事で、当時は紅麹を薬剤に指定するか否かで論争が行われていました。

 紅麹には「モナコリンK」という成分が含まれていて、血中コレステロールを低下させる働きがあります。食品由来のサプリだからという事で、それほど大きな効果は期待できないような感じがするのですが、モナコリンKにはコレステロール値を低下させる大きな力があります。

 モナコリンKには「ロバスタチン」という別名があり、ロバスタチンはスタチン系コレステロール低下薬として最初に市販化された成分であり、医薬品であるという事ができます。

 アメリカで論争となっていたのは、モナコリンKの強力な働きから、サプリとして扱ってしまうと過剰摂取による副作用を生じる危険性があり、処方薬扱いとする事で管理を確実化しようとする政府側と、薬剤に指定されてしまうと自由な販売ができなくなるとしたメーカー側の対立が元となっていました。

 その後、日本でもサプリとして売られているのを見掛けるようになったのですが、それほど大きな話題とならない事からモナコリンKの含有量はかなり抑えたものになっているのではと想像していました。

 小さなエビを赤く発色させるだけならそれ程の紅麹は使われていない事とは思いますが、血液検査をすると坊ちゃんの血中コレステロール値は低めで、それがスリムな体型や長生きに繋がってくれないかと密かに期待したりもしています。


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