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第2954回 老化と寿命と若返り(1)



 アンチエイジングが話題になる際、「老化防止」か「若返り」、もしくは「寿命延長」のどれかが中心となりながら、それらの違いが曖昧なまま話が進められている事を感じさせられる事があります。

 老化防止は文字通り老化させない事を指していて、40歳で老化防止に取り組んだ人が50歳になっても40歳の頃の身体機能を維持し続けている事を指しています。

 若返りは40歳の人が若返りに取り組み、40歳以下の頃の身体機能や身体的特徴を供えるようになる事を指し、寿命延長は年齢相当の身体でありながら、天寿を全うすると考えられた期間を超えて生存するという似ているようで三つの言葉の意味には大きな違いが存在します。

 現在、最も身近で現実的なように思えるのが老化防止で、老化の要因となる物事の排除や生理機能の活性化等、さまざまな手法が提唱されています。

 老化の防止を図る際、老化によって起こる事に対抗する事が重要なようにも思えます。老化によって起こる、もしくは老化に繋がる現象として体細胞の減少、ホルモンレベルの低下、炎症によるダメージ、酸化、糖化などがいわれています。

 体細胞の減少に関しては、遺伝子の端の部分にあり、細胞分裂の度に少しずつ切れていって細胞分裂できる限界数を決めているテロメアが関わっている事から、自己の努力による改善は難しいように思えますが、それ以外の事に関しては生活習慣の組み合わせによっては実現可能と思えてきます。

 適度な運動や正しい生活習慣の実施、ストレスを避けて生活にメリハリを持たせ、脂肪酸のバランス、抗酸化作用のあるものの摂取、糖化に繋がる食べ物の排除などが考えられるのですが、老化が複合的な要因で進んでいく事から、老化防止の決め手となる事を見付ける事は難しいともいえます。

 また、一定期間行ったからその先も効果が維持されるというものでもない事から、いかに良いと思える方法を見付けて、それを継続するかが大切とも思えます。

 誰もが等しく感染している病といわれる老化だけに、一筋縄ではいかないものなのかもしれないとも感じられてしまいます。


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