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第3026回 疲労回復定食



 かつて美味しいけど健康を考える上ではあまり良いとはいえない、そんなメニューの一つとうのが「とんかつ」の位置付けにあったように思えます。サクサクに揚げられた衣に包まれた柔らかな豚肉と、それに合わせられる酸味と旨味、甘味が利いたソースという組み合わせは、ダイエットの強力な敵のようにも思われていました。

 そんなとんかつの評価が変化し始めたのは、ダイエットの考え方の主流がカロリーや脂質の摂取の制限といったものから糖質を制限して血糖値の急激な上昇を抑えるといったものへと移っていったためで、高カロリーや揚げ油、豚肉に含まれる脂肪といった呪縛からとんかつを解き放ってくれたともいえます。

 少しずつ評価が変わってきているとんかつの新たな位置付け、それは現代人に必要な疲労を回復させてくれる滋養食となっています。特にさまざまな食材と合わせられるとんかつ定食は、多くの栄養素を含んでいる事から疲れた時には食べておきたい、そんなメニューとなっています。

 もともと豚肉はエネルギーの生産に欠かせない栄養素であるビタミンB1が豊富とされ、定食として一緒に食べられるごはんや味噌汁、薬味のネギや付け合わせのキャベツ、味付けのソースなどにもビタミンB1は含まれる事から、一食で一日に必要とされる推奨量を遥かに超えるビタミンB1を摂取する事ができます。

 また、同じく疲労回復に役立つビタミンB2やナイアシン、パントテン酸なども多く含まれている事や傷んだ筋肉を補修するタンパク質も多い事も疲労を速やかに軽減してくれると考える事ができます。

 店によっては最初にすり鉢に入れられた大量のごまを渡され、注文した定食が出てくるまでにごまをすって待つという事もあるのですが、その場合、ごまに含まれるビタミンEやセサミンが活性酸素の除去に働きかけて、疲労による酸化ストレスやエネルギー生産の際に発生してしまう活性酸素を除去してくれます。

 カロリーばかりが意識されていたとんかつですが、体内で利用されやすさの指標を示すアミノ酸スコアに優れた豚肉が使われている事を考えると、再評価されてきている事にも納得してしまいます。


 
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にんにく卵黄本舗の健康コラムです。
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