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第3043回 朝の選択(1)



 食べるべきか、食べないべきか。朝食には以前から必要論と不要論が存在し、それなりの説得力を持つ理由が添えられています。最近では社会的に活躍されている方々の中に一日に一食だけというライフスタイルの方も多く知られるようになり、一日に三食を規則正しく摂るという事自体も正しい事なのかともいわれてきてきます。

 朝食が必要と思える理由は、朝食を抜いてしまうと夕食の次の食事は昼食となり、あまりにも長い時間、体は栄養を得られない状態が続いてしまいます。そのため高い集中力を発揮できるはずの午前中の血糖値が充分に上がらず、集中力が発揮できなくなるとされ、軽い飢餓状態で昼食を迎える事によって血糖値の急激な上昇を招くとも考えられます。

 逆に朝食が不要かもしれないと思う理由は、日々の食事を消化するために使われているエネルギーは意外なほど大きく、一定の時間、内臓を消化から解放してやる事で体は大きなエネルギーを修復に回す事ができ、さまざまなダメージをリセットする事ができるとされます。

 そのために必要とされる時間は一日の三分の二に当たる16時間ともいわれ、夕食から換算すると朝食では早過ぎてしまう事になるだけでなく、修復モードに入っていた内臓は充分に目覚めない状態で消化に入っているともいわれ、体に負担を掛けているとも考える事もできます。

 生物と寿命に関する研究の中では、摂取するカロリーが低い、栄養状態が充分とはいえない状況下では生物はパフォーマンスを低下させても身体の修復を最優先にして長生きするように働き、充分に栄養を得られる環境下では「太く短く」を体現するかのようにパフォーマンスを最大化させ、長生きよりも子孫繁栄に努めるとされます。

 朝食を抜いて一時的な飢餓状態を作り出す事で体の修復力を上げたり、しっかり朝食を摂る事でパフォーマンスを上げるという事は、そうした生物の基本設計に適っているようで、どちらを選択するべきかと相変わらず答えが出ないものを感じてしまいます。


 
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にんにく卵黄本舗の健康コラムです。
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