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第3049回 名サバイバリスト?



 普段はあまり見掛ける事がないため、その存在を意識する事はないのですが、ひとたび雨が降ると激しい鳴き声で庭に大量のカエルが棲み着いている事を感じます。

 不思議な事にカエルたちの活動が活発になるシーズンのはじめと、そろそろ肌寒さを感じるシーズンの終わりには、決まって一匹のカエルが目に留まる場所に座っていて、まるで庭を使う事の挨拶をしてくれているようでお気に入りの存在ともなっています。

 きれいな緑色で小さな姿は、如何にもか弱そうに見えて、厳しい自然の中でどのように生き抜いているのかと心配にすらなってしまうのですが、意外にもカエルはそのか弱いイメージとは正反対の非常にタフな生き物だといいます。

 6600万年前、地球に小惑星が衝突し、大量のチリが放出されて地球全体を覆って日光を遮り、暗くて寒い気候が10年に渡って続きました。追い打ちを掛けるように隕石の衝撃によって世界中の火山が噴火を起こし、有毒な火山ガスが大気中に放出されました。

 そうした環境の急激な変化がそれまで長きに渡って地球上を支配してきた恐竜を絶滅させ、過酷な状況を生き延びた哺乳類がその後の繁栄を享受したとされますが、その際、哺乳類と共に生き抜いてきたサバイバルの達人がカエルであったと最近の研究で判ってきています。

 カエルの歴史は2億年前にまで遡るとされ、爆発的に増えた時期があった事が明らかにされています。その時期は隕石の衝突が起こる3500万年前とされていますが、その当時は環境が非常に安定していた事から進化を促す要因が乏しく、変化が生じる事は不自然ともいわれていました。

 最近のミトコンドリアのDNAを使った研究で、細胞核のDNA情報を元に進化の過程を辿ったところ、カエルに爆発的な進化がもたらされたのは6600万年間という事が判り、隕石の衝突を生き延び、その後の繁栄を掴んだ事が窺えます。

 地球を覆ったチリが徐々に晴れて太陽光が射すようになると植物たちが勢い付き、地上を緑で覆いつくすようになると、それまで地表で生活していたカエルたちは生態を大きく変化させて木に登るようになり、そうしたライフスタイルの変化を果敢に採り入れてきた事がその後の繁栄に繋がったとされます。

 一見か弱そうで実は強か、そんな存在なのかもしれませんが、個別に見掛けるカエルはやはりか弱く、厳しい自然の中で生きていく事を心配してしまいます。


 
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