第3061回 青の秘密



 坊ちゃんとは猫の里親探しのサイトを通じて出会いました。とても小さな子猫でしたが、将来、大きく育ってくれそうな雰囲気とどこか微笑んでいるような表情に、この子と一緒なら幸せな日々を過ごせると思えて、急いで申し込みをしました。

 それから我家に来てくれるまで少し時間が掛かったのですが、その間もいろんなやり取りをさせていただき、画像もたくさん送っていただきました。どの画像も青い瞳が印象的で、以前一緒に暮らしていた猫の瞳は緑色だった事から、初めて青い瞳の猫と暮らす事になると考えていました。

 隣県とはいえ立地的には遠い長崎からの長旅を経て、坊ちゃんは我家へ来てくれました。慣れない長距離の移動に疲れたのか、私が抱くとそのまま眠ってしまい、青い瞳は閉じられていました。

 そんなお気に入りの青い瞳でしたが、気が付くと緑色に変わっていて、先猫と同じ色に南阿蘇の太陽にはこの色が良いのかと納得しながら、気になって調べてみた事があります。

 幼い坊ちゃんの青い瞳は「キトンブルー(子猫の青)」と呼ばれるもので、坊ちゃんに限らず全ての子猫は青い瞳で生まれてくるとされます。それが成長に伴って瞳の色が変化し、生後2~3ヶ月頃には、本来その猫が持つ色になります。

 全ての子猫が青い瞳で生まれてくる理由は、生後間もない子猫ではメラニン色素が充分に働いていないためで、目の虹彩の部分がメラニン色素の影響を受けないと透明感のある青い色になります。

 その後、成長に伴ってメラニン色素が働き始めると瞳は本来の色となり、青系のサファイヤブルー、ブルー、アクア。緑系のグリーン、ヘーゼル。黄色系のイエロー、ゴールド。褐色系のオレンジ、カッパーといった9種類に分かれるとされます。

 ごく稀に左右の瞳の色が違う「オッドアイ」と呼ばれる状態になる事があり、特に白猫に多いとされます。一説には白猫の25%はオッドアイともいわれ、生き物の中では最多の比率ともいわれます。

 オリーブグリーンのように見える坊ちゃんの瞳は、陽射しが弱い冬の朝などに青く見える事があり、成長によってどのように色合いが変化したのか、もっとしっかり観察しておけばよかったと後悔しています。


 
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