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第2039回 茶葉の効用



 日本茶が大好きでよく飲むのですが、つい濃く淹れ過ぎてしまって、最近、何か胃の調子が優れないと思っていると濃過ぎるお茶のせいだったりします。

 お茶は当初、薬として日本へ持ち込まれ、長い間、長寿の妙薬として扱われてきたのですが、過ぎたるはという事で反省させられたりしています。

 お茶の健康効果についてはさまざまな事がいわれ、研究も進められています。中でもカテキンの殺菌作用やテアニンの鎮静、リラクゼーション効果が知られるところとなり、カテキンに関しては抗酸化作用によってガンを防ぐともいわれています。

 そんなカテキンの一種、エビガロカテキンガレートにはガン細胞に死ぬ事を思い出させて、無軌道な増殖を止めて減少させる「アポトーシス」を誘発する事が確認されています。エビガロカテキンガレートは発酵の過程で失われてしまう事から、同じ茶葉でも紅茶や中国茶ではなく日本茶に多い成分という事ができ、お茶を飲む価値をさらに高めてくれるものという事ができます。

 お茶は一煎目は温めのお湯が良いとされ、湯冷ましや湯飲みなどにお湯を入れて温度を下げ、茶葉の香りや含まれているアミノ酸の旨味、カフェインの苦味、タンニンの渋味をバランス良く抽出するように急須を使ってゆっくりと淹れます。

 二煎目も同じように温めのお湯で入れ、三煎目は直接急須にお湯を注いで残された苦味や渋味を楽しみます。しかし、エビガロカテキンガレートに限っていうと、80度以上の高温の方が抽出し易い事から、一煎目からポットのお湯を直接急須に注いでゆっくりと抽出して淹れ、二煎目を終えたら茶葉を取り換えた方が良いとされます。

 美味しさを取るか、健康を取るかという選択を迫られたような感じですが、二煎目を淹れ終えた後くらいのほんのりとした苦味と渋味を残す茶葉はポン酢でいただくと美味しいという事もあり、お茶との新たな接し方にも繋がりそうな気がします。

 高い温度のお湯で淹れた濃い目のお茶ですが、胃には負担を掛けてしまいそうなので、何事もほどほどにという健康の基本が見えてくるようにも思えます。


 
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