FC2ブログ

第2369回 飲み水リスク



 以前、お気に入りのお好み焼き屋があり、よく食べに行っていたのですが、ある日、店主のおばさんと話をしていてピロリ菌がなかなかいなくならなくて困っていると告げられ、飲み水を介して感染する事を考えると何となく怖くなり、それ以降、食べに行っていないという事がありました。

 ピロリ菌は、それまではいかなる微生物も棲息できないとされてきた胃の中にいる細菌として発見され、ピロリ菌の繁殖によって胃炎や胃ガンなどが引き起こされるといいます。

 飲み水などを介して胃の中に入り込み、繁殖すると考えられており、日本は先進国の中でも高い感染率を持つ国とされていて、高齢者の約4割が感染していると見られています。

 ピロリ菌への感染率は年代別に調査すると若い世代になるほど感染率が下がるとされ、1955年以降に生まれた人に顕著にその傾向が見られ、1970年代以降の生まれの場合、高齢層が4割にも感染率が達する事に対し、1割程度と極めて低い感染率となっています。

 そうした傾向は飲み水に関する環境整備が進んだ事が理由として考えられ、安全で良質な水を得られるようになった事がピロリ菌の拡散を防いでくれているという事ができます。

 ピロリ菌を殺菌する専用の抗生物質も処方されるようになり、以前ほどは怖くなくなった感じがするピロリ菌ですが、日本の水道事情の改善が感染者を減らし続けているのであれば、これからも無縁のままでいきたいと思ってしまいます。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kcolumnist

Author:kcolumnist
にんにく卵黄本舗の健康コラムです。
食と健康をキーワードに最新の医療情報から科学技術、食文化や献立まで毎日更新で幅広くお届けします。是非ご覧ください。

リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR