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第2515回 アナログ?



 身の回りをはじめ、さまざまなものがデジタル化されていった中、どこかアナログというと前時代的な昔堅気な感じがして、デジタルといわれると1か0かの両極端で、中庸を持たない極端な人という感じで、どちらとも呼ばれたくないと思えてきます。

 アナログとデジタルは方式を示す言葉で、エレクトロニクスの世界が中心の言葉のように思えるのですが、意外なところでその名で呼ばれている物があり、初めて聞いた時はどのような物なのか想像する事もできませんでした。

 私を驚かせてくれたアナログ製品はチーズで、チーズ自体が伝統製法で作られている事からアナログな存在であり、あえてそう呼ぶ必要はないのではと思える中、アナログチーズという食品が存在しています。

 アナログチーズとは、本来のチーズとは異なり、豆乳や米、酵母などを使って作られるチーズの代用品で、大豆が原料となる事から「豆腐チーズ」、紛い物である事から「イミテーションチーズ」と呼ばれることもあります。

 菜食主義者には肉だけでなく、動物由来の全ての物を受け付けない人がいますが、そんな純菜食主義者でも食べる事ができる反面、発酵工程を経ずに作る事ができるので、短時間で製造する事が可能であり、原材料も安価である事から本物のチーズよりも安価であり、溶け加減が良く焦げにくいなどの性質も扱いやすさに繋がって、意外なほど普及しているともいわれます。

 味や食感もほとんどチーズと見分けがつかない製品もあり、チーズの本場、ドイツではアナログチーズである事を明確にしないまま販売が行われて、問題になるといった事も起こっています。

 日本でもチーズの原料となる生乳不足が起こった2007年以降、普及が進んでいるともいわれ、外食産業を中心にピザやグラタンといったチーズが欠かせないメニューを中心に使われているといいます。

 それと気付かないうちに結構食べてしまっているのではと思いながら、生乳の不足とチーズの価格高騰は今後も続くとされる事から、さらに食べる機会と量は増えていくのではと思っています。できる事なら安価な代用品を使ってコストを下げ、お得な価格で提供しているように見せて集客を図るというビジネスモデルが、前時代的なアナログなものと呼ばれる時代が来てくれる事を願ってしまいます。


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